実力テスト対策

実力テスト前なのに、何をどうやって勉強したらいいのかわからないと悩んでいませんか? 多くの中学生、高校生が実力テスト前に、何から手をつけたらいいのかわからなくて、勉強に取り組めず、勉強に苦手意識を持ち、自信をなくしています。

実力テスト対策

実力テスト前なのに、何をどうやって勉強したらいいのかわからないと悩んでいませんか? 多くの中学生、高校生が実力テスト前に、何から手をつけたらいいのかわからなくて、勉強に取り組めず、勉強に苦手意識を持ち、自信をなくしています。

実力テストってどんなテスト?学校の成績に加味されるの?模試との違いは?

・実力テストってどんなテスト?
実力テストは、全国模試と違い、学校単位で行われるのが通常です。テスト範囲としても1学期の学習内容が範囲となります。問題のレベルはその中学・高校の定期テストレベルより少し難しい位だと思います。ただ、定期テストと比べると出題範囲がかなり広いのが特徴でもあります。

中学の場合は義務教育ですので、私立中高一貫校以外は、ほぼレベル・難易度は全国的にも大差は無いようです。問題は、文部科学省及び各自治体の教育委員会・学校で出題されます。高校入試に必要な「内申点」には加味されないようです。逆に、高校入試の判定材料としては最高の情報源となります。高校の場合は学校によって教科書のレベルや偏差値に差があるので、ほとんどの場合、学校単位で作られます。

実施時期はどの学校でもほとんど変わらず、夏休み明けや冬休み明けなどに実施され、「課題テスト」とも呼ばれています。夏休み明けや冬休み明けの実力テスト(課題テスト)は、夏休み・冬休みの宿題の中から出題される場合が多く、出題範囲は今までの学習範囲すべてという場合がほとんどです。

・実力テストの点数は学校の成績に加味されるの?
先程も少し記載しましたが、実力テストの点数は基本的に成績には加味されません。この実力テストは学校側、あるいは先生が教科書の理解度を把握する事が目的のようにも思います。他には、前年の生徒との理解度の比較等にも使われるのではないでしょうか。

・模試と実力テストの違いは?
実力テストは(校内or県内)という学校・地域単位に対して、模試は全国の学生が参加するので受験者の規模が全く違います。レベル的には、模試は高校入試・大学入試のモデルケースなので、高校入試・大学入試問題レベルの出題。これに比べ、実力テストは、教科書授業の理解度を多角的に把握するための出題。根本的に、目的が違うということです。また、模試は「偏差値」「全国順位」「A/B/C/D/E」の判定を知りたいので受験費用3,500円程を払って受験しているので、受ける受けないは自由です。これに対し実力テストは、全員強制的に受けなければならないテストです。

*高校生の模試の種類について少し紹介
河合塾「全国統一模試」…略して「全統」とも言われており、記述式とマーク式の2種類があります。
ベネッセコーポレーション(福武書店)の「進研模試」…マーク式の模試です。
駿台予備校「大学プレ模試」…記述式の模試です。
最近は駿台模試(記述式)“2次試験“ と進研模試(マーク式)”センター試験“での合同判定を出す「大学別プレ模試」が旧帝大クラス別で実施されています。

長時間のダラダラ学習は効果がありません

実力テストは、中間や期末といった定期テストと違い、出題範囲が限定されていないため、圧倒的に勉強しなければならない範囲が広くなります。最近習った所までの全範囲が出ると考えても良いでしょう。

中学3年生の子であれば、中3で習った範囲だけではなく、中1中2全範囲も出題されるというのが実力テストの最大の難点ですよね。

ということは、今までみたいにポイントを押さえずに、要領の悪い勉強法での長時間の学習では全く歯が立たないと言ってしまっても過言ではありません。 中間テストや期末テストであればまだテスト前1~2週間の勉強のみで何とかなっていたという子でも、出題範囲が決まっていない実力テストとなると話は別。 実力テスト範囲の大事なポイントを押さえた勉強法で短時間で集中して取り組む勉強法が実力テストで結果を出す為にとても大事な勉強法ですし、 なおかつ早目に計画的にスケジュールを立てて行動するという計画性も必要になってきます。塾や家庭教師で対策をする場合も同じです。

先程もお伝えした通り、実力テストは定期テストと違い出題範囲が限定されていないため、その分各単元で出題される問題がより厳選されることになります。中間や期末などの定期テストの場合はワークの内容を押さえるだけでも十分対応できましたが、実力テストとなるとそうはいきません。問題集や参考書、教材についても、定期テスト対策で使っているものと同じものでは対応しきれません。実力テスト対策に合った問題集や参考書、教材を選ぶ必要があります。


実力テストに出やすい問題だけに絞って勉強できるとしたら…?

実力テストに「出る」と分かっている問題に取り組むと結果が出る事はもちろん、テスト勉強に対するやる気も出てきます。そのため、中学生も高校生も問題集選びが重要になってきます。

ただ、学校のワークでは問題が絞られていなかったり、市販の問題集や参考などの場合はどれを選べば良いか分からなかったり、実力テスト対策に特化した問題集がそもそもなかったりと、難しい部分があると思います。

そんな時はダイレクトゼミの実力テスト対策をお試しください。ダイレクトゼミの実力テスト対策は、学校の教科書の内容に合った内容の実力テスト対策です。中学生にも高校生にも対応しており、 教科書の重要ポイントが絞られていて、短時間集中で取り組むことができます。


実力テストに出題される問題は実は決まっている

中学生の場合も高校生の場合も、実力テストで出題される内容は学校の先生が適当に選んでいる問題ではありません。 実力テスト範囲の教科書内容で、学習指導要領で絶対に抑えておかないといけない内容が理解できているのか?を確認するための問題が実力テストで出題されます。

つまりそこを確実に抑えて取りこぼさないようにしておけば難しいと言われる実力テストでも高得点がとれるのです。また、定期テストよりもさらに重要ポイントを厳選した問題になっているので、中学生なら高校受験、高校生なら大学受験にも出やすい問題が出題されるとも言えます。

実力テストの問題レベルは定期テストと比べると少し難しくなることが多いのですが、 教科書の重要ポイントをしっかり押さえて基礎力を確実に付けておけば十分にクリア可能です。 実力テストで点数が取れない子は応用力が無い子なのではなく、教科書がまだ完全に理解できない子だと位置付け、 教科書の内容を着実に理解するところに焦点を置く方が結果につながりやすいと思ってください。

実力テストこそ過去問を活用しよう

実力テストは範囲が広い分、出題範囲を予想することが難しくなります。そこで有効なのが、実力テストの過去問です。過去問を何年分か見てみると、だいたいの出題傾向がつかめたり、何度も出題されている問題があったりします。その部分を中心に対策することで、効率良く点数につながる勉強ができます。

過去問の入手方法ですが、部活に入っている人は先輩に聞いてみたり、入っていない子は部活に入っている子に頼んでみたりすることで手に入る場合が多いです。部活によっては、代々テストの過去問が受け継がれているところもあるようです。

実力テストの前日はどんな勉強法で何をすればいい?

定期テストと違い、範囲が途方もなく広くなる実力テスト。中学3年の場合は中1中2の範囲も含むため、勉強しても点が取れず、実力テストで成績の良い子はいつも決まったごく一部の生徒になっていることもしばしば。

このように実力テストは出題範囲が広い分、定期テストと違って、前日にできる対策や行うべき勉強法は限られています。

定期テストの場合、範囲が限定されているため、前日のおさらいがしやすくなっています。例えば、テスト範囲の英語や国語では英単語や漢字を覚えなおしたり、数学では公式、理科・社会の用語の最終確認を行ったりなどです。一方、実力テストの場合は定期テストと違って範囲が広すぎるため、英単語や漢字を復習するにしても、どの部分をピックアップして良いか分かりませんよね。

では、実力テストの前日はどんな勉強法が良いのかということですが、はっきり言って前日だけで行える勉強法はありません。実力テストの場合は、これまでの積み重ねになるので、テスト前までにどれだけ勉強できているかがカギになります。逆に言うと、前日までにこれまでの範囲をしっかり勉強できていれば、実は前日にも効果的な勉強法があるのです。

それは、「間違いノート」を作っておくということです。日々の勉強で、英語や国語の覚えにくい英単語・漢字、何度やっても解き方を忘れてしまう数学の計算問題、どうしても覚えられない・間違えてしまう理科・社会の用語などがあると思います。それを科目ごとにノートにまとめておき、実力テストの前日に覚えなおせば、できていない部分に絞って効率良く学習することができます。この勉強方法は高校でも中学校でも同じように使えます。