【中学生の勉強法】理科の勉強法・テスト対策問題集

やる気があって頑張っているのに、結果が出ず、「どうせ自分はできない…」と自信をなくしているあなた。 諦める必要はありません。実力がないのではなく、勉強のやり方が間違っているだけです。勉強ができる子とできない子の最大の差とは?

【中学生の勉強法】理科の勉強法・テスト対策問題集

やる気があって頑張っているのに、結果が出ず、「どうせ自分はできない…」と自信をなくしているあなた。 諦める必要はありません。実力がないのではなく、勉強のやり方が間違っているだけです。勉強ができる子とできない子の最大の差とは?

中学生で習う理科の内容のうちのいくつかは、同じことを小学生でも習っています。
そのため、小学生の頃にきちんと理科を勉強していた子であれば、中学校では有利に理科の勉強を進めることができます。 また、理科は基本的に暗記科目ですので、覚えるポイントをしっかりと取りこぼさず学習していけば問題なく点数を取ることができます。

中学生の理科の勉強法。暗記の仕方。まずは頻出分野を中心に暗記しよう!

暗記の仕方

中学生の理科でよく出る分野と言えば、「電流・化学式・水溶液・植物・気象・地震・地層・運動」の辺りなので、テスト勉強をする際にこれらの分野の基礎知識はしっかり暗記して頭に叩き込んでおきましょう。

一度暗記しただけではすぐ忘れてしまうので、大事なポイントはノートにメモをしておきましょう。そのノートを毎日寝る前にサラッとでも見る習慣を付けると、定期的に何度か目に触れることにより記憶に残りやすく忘れにくくなります。この方法がおすすめの暗記の仕方です。明日明後日のテストのためだけに暗記するのではなく、先々の高校入試を見据えて暗記することが大切です。

電流や地震などは計算問題も出されますが、パターンさえ覚えてしまえばそんなに難しい計算ではありません。パターンを覚えるためには、繰り返し練習することが大切です。

高偏差値の難関高校合格を目指す場合も、いかに難問奇問を解けるようになるかではなく、いかに教科書レベルの基礎・標準問題をミスせず正解を積み重ねるかという点が合否の分かれ目になります。

ですので、教科書の基礎知識をしっかり忘れず暗記することに集中してください。問題を解いて理解ができなかった部分は、必ず解答解説を読み込んで「なるほどそういうことか」と納得する必要があります。

理科のテスト勉強対策講座。定期テストで90点以上の成績を取るための勉強法。

理科のテスト勉強対策講座

中学の理科は計算問題が多少は出ますが、大抵は知識の暗記で対応できる問題です。暗記さえできれば高得点を取れますが、覚えるポイントがつかめていないまま闇雲に暗記すると頭が混乱してしまいます。

しかし暗記が苦手なお子さんでも、定期テストでは出題範囲が絞られるので記憶もしやすく高得点を狙うチャンスです。定期テストの点数は内申点にも大きく影響するので、なんとかテスト勉強のコツを身に付け、定期テストで良い成績を取って内申点UPにつなげたいです。

良い点数を取れれば、内申点UPだけでなく、自信が付いてやる気UPも見込めます。定期テストで高得点を取り良いサイクルを作るためにも、なるべく効率の良い勉強法を身に付けないといけません。

さて、理科の定期テストで高得点を取るために、まずやはり軸にするべきなのは学校の授業・教科書です。学校の授業中に先生が解説してくれる重要ポイントは定期テストに当然出やすいので、授業をしっかり聞いているだけでも記憶に定着しやすく大きなテスト対策になります。ただでさえ他教科と比べて覚えないといけないことが多い理科ですから、授業中に少しでも多く“テストに出るポイント”を押さえておくべきです。

もちろん、本番の入試問題は範囲も広く定期テストほど簡単ではありませんが、常日頃からの授業・教科書に対する努力は決して無駄にはなりません。というのも、高校受験というのは5教科の勉強を同時進行しないといけないので、学校の授業中に理解しておくことで少しでも時間効率を良くすることができます。

トータル的にとても効率の良い学習スケジュールを完成させることができるという意味で、理科は授業中に頑張って理解をしておきましょう。またもちろん、中3になっていざ本格的に理科の受験勉強を始めようとなったときに、授業中に得た知識を活かしてスムーズに受験勉強に入っていきやすいというメリットもあります。

理科の定期テストで良い成績を取るためには、毎回の学校の授業を大切にし、その日のことはその日のうちに理解する習慣を付けないといけません。そこでポイントとなる勉強法は「予習・復習」です。

まずは“予習”です。翌日の授業で習う教科書の範囲に目を通し、明日どのようなことを習うのかイメージを持っておきましょう。翌日の授業において中学の理科の先生が詳しく説明してくれますので、予習時点ではよく分からなかった部分を授業中にきちんと学ぶことができます。

さらに授業に対する前のめりの姿勢も生まれやすいです。予習を少しでもしておくことで、予習をせずに授業を受けている他の生徒たちに点数で大きく差を付けることができますよ。

次に“復習”です。予習をしていったことで授業の内容が理解しやすかったでしょうが、安心するのはまだ早いです。今日の授業で習った物質名や実験内容は、帰宅後に復習することをおすすめします。

部活で疲れて帰宅する日もあると思いますが、5分~10分でも構わないので教科書・ノートの内容を見直すなどしておきましょう。そうすれば全く復習しなかった場合と比べて、理解が深まり忘れにくく、記憶に定着しやすいです。コツコツの積み重ねが、テストや受験期に必ず活きてきます。

現時点で理科の基礎知識がほとんど押さえられていないという中学生に関しては、一刻も早く過去に習った内容を総復習し、基礎の土台作りをしなければなりません。ただ何から始めれば良いのか分からず途方に暮れているお子さんも多いかもしれません。

もしお困りであれば、お気軽にダイレクトゼミまでご相談ください。ダイレクトゼミでは家庭教師+チューターの手厚いサポートも用意していますので、お子さんの段階に合ったサポートを行わせていただきます。

中1理科のポイントとは?

中1理科のポイント

中学1年生の理科の授業で習う内容について確認してみましょう。(東京書籍『新編 新しい科学1』を参照)

1学期 植物分野は高得点を狙おう!顕微鏡の使い方なども重要です。

・花のつくりとはたらき
・葉、茎、根のつくりとはたらき
・植物の分類
・身のまわりの物質とその性質

中1の1学期におけるメインテーマは「植物の世界」です。被子植物、裸子植物などの違いや、光合成の仕組みなどをきちんと理解しておきましょう。顕微鏡やルーペの使い方に関する問題もテストで頻出です。植物分野が苦手だというお子さんは少ないので、この分野は是非とも高得点を狙いたいです。

2学期 有機物と無機物の実験、光の反射、圧力などが重要です

・気体の性質
・水溶液の性質
・物質の姿と状態変化
・光の世界
・音の世界
・力の世界

中1の2学期では、「身のまわりの物質」「身のまわりの現象」について学習します。 「身のまわりの現象」は化学を学ぶための基礎となる分野です。有機物と無機物の実験などが重要です。密度や質量パーセント濃度、溶解度などの計算につまずきやすいので要注意です。

「身のまわりの現象」は物理の波動や力学を学ぶための基礎となる分野です。凸レンズのはたらき、光の反射や屈折、音の速さ、圧力などが重要なので、しっかり理解できるようにしましょう。

3学期 火山や地震など地学を中心に学習

・力の世界
・火をふく大地
・動き続ける大地
・地層から読みとる大地の変化

中1の3学期では主に地学分野を学習します。火山や地層、地震、プレートなどは教科書に載っている写真・図を見ながらビジュアルで覚えましょう。柱状図から地層のつながりを読み取る問題は苦手とするお子さんも多いので要注意です。

中2理科のポイントとは?

中2理科のポイント

中学2年生の理科の授業で習う内容について確認してみましょう。(東京書籍『新編 新しい科学2』を参照)

1学期 原子、分子、元素記号、化学式、化学反応式、細胞、動物など

・物質のなり立ち
・物質どうしの化学変化
・酸素がかかわる化学変化
・化学変化と物質の質量
・化学変化とその利用
・生物と細胞
・動物のからだのつくりとはたらき

中2の1学期におけるメインテーマは「化学変化と原子・分子」です。非常に重要な単元です。テスト勉強をする際には、元素記号をしっかり覚えて化学式、化学反応式を正確に使いこなせるようにしましょう。酸化についてもしっかり理解しておきましょう。夏休み前の時期には生物分野の学習に入ります。

2学期 生物の進化、気象観測など

・動物の分類
・生物の変遷と進化
・気象観測と雲のでき方
・前線とそのまわりの天気の変化
・大気の動きと日本の天気

中2の2学期では、1学期に引き続き「動物の生活と生物の変遷」を学び、そして「天気とその変化」に進んでいきます。天気・気象分野に関しては、梅雨入り後の天気図、台風通過時の天気図、冬型の気圧配置の天気図などを比較し、違いが分かるようにしておきましょう。テスト勉強をする際には、教科書に載っている写真・図を見ながらビジュアル的に覚える方法をおすすめします。

3学期 電流、電圧、抵抗、オームの法則をきちんと理解しよう!

・静電気と電流
・電流の性質
・電流と磁界

中2の3学期では電磁気分野について学習します。この分野は高校入試問題でもかなり頻出ですし、大学受験で物理を受験する際にも非常に重要な分野といえます。特にオームの法則やフレミングの法則は必ず使いこなせるようにしておきましょう。

中3理科のポイントとは?

中3理科のポイント

中学3年生の理科の授業で習う内容について確認してみましょう。(東京書籍『新編 新しい科学3』を参照)

1学期 イオンや遺伝などを学習

・水溶液とイオン
・化学変化と電池
・酸、アルカリとイオン
・生物の成長と生殖
・遺伝の規則性と遺伝子

中3の1学期では「化学変化とイオン」「生命の連続性」について学習します。「化学変化とイオン」においては、イオン式や電池のしくみ、塩化銅水溶液の電気分解や中和などをきちんと理解できるようにしましょう。「生命の連続性」においては、生物においてとても重要な遺伝について学習します。

2学期 運動エネルギーや天体を学習

・物体のいろいろな運動
・力の規則性
・エネルギーと仕事
・宇宙の広がり
・地球の運動と天体の動き
・月と惑星の見え方

中3の2学期では「運動とエネルギー」「地球と宇宙」について学びます。「運動とエネルギー」においては、仕事や仕事率などのつまずきやすい計算問題に要注意です。「地球と宇宙」においては、天体の年周運動、月や金星の満ち欠けの問題が少し難しいと思いますが、テスト勉強をする際には必ず理解しておきたいです。

理科の高校入試に最適な問題集・参考書とは?

理科の高校入試に最適な問題集・参考書

理科の入試問題を解く力を付けるにあたって最適なものは教科書です。高校入試の問題というものは、教科書の内容を参考にして作られています。よって教科書の内容を徹底的に理解することが合格点到達への一番の近道だということです。

もちろん入試本番では普段の定期テストよりは難しい記述問題が出てきますが、決して奇問が出るわけではなく、教科書で基礎の土台を作れていれば対応できる問題です。記述問題に対応するために、「この実験の注意点は何か。実験結果はどうなったか。」という点まで教科書を徹底理解しましょう。

そして、自分の受ける都道府県の過去問演習、または私立高校の過去問演習もとても重要です。都道府県によって、私立高校によって、出題傾向には特徴があります。ゆえに、過去問こそ最高の練習問題であり、過去問演習にみっちり取り組んでいくことこそ、ベストな志望校対策となります。

ただ教科書というものは硬い文章で書かれているので、参考書の方が読みやすくて分かりやすいと感じる人もいるでしょう。教科書を読むのが苦手だという人は、噛み砕いた文章で説明をしてくれている参考書やテキストを1冊手元に置いておいた方が良いかもしれません。

ただし市販の参考書・問題集の中には、教科書にあまりリンクしておらずに出版されているものや、覚える必要のない無駄な知識まで載っているものもあります。そのような参考書・問題集を選んでしまうと非効率的な勉強をせざるを得ません。

ダイレクトゼミのテキストは学校の教科書で必ず押さえなければならないポイントを分かりやすく紹介していますので、理科が苦手な人でも効率良く教科書の要点をつかみやすくなっています。また、ダイレクトゼミのテキストには24時間視聴可能な解説動画が付いているので、理科の覚えにくい部分に対して繰り返し何度も学習できる点が魅力です。

理科の勉強の仕方が分からず困っている方や、質問するのが苦手で塾の理科講座では伸びなかった方は、是非一度ダイレクトゼミの無料お試しを体験してみてください。