中学生の勉強法

やる気があって、頑張っているのに結果が出ず、「どうせ自分はできない…」と思っているあなた。あきらめる必要はありません。 勉強ができる子とできない子の最大の差とは?

中学生の勉強法

やる気があって、頑張っているのに結果が出ず、「どうせ自分はできない…」と思っているあなた。あきらめる必要はありません。 勉強ができる子とできない子の最大の差とは?

小学生と比べて学習内容が難しくなる中学生は、宿題や提出物をきちんとこなしているだけでは定期テストの点数が下がってしまう場合も多いです。ただ、自分で勉強しようと思っても勉強法がわからないという生徒も多いのではないでしょうか。

ここでは、定期テストで点数をアップするための中学生の勉強法のポイントをご紹介します。定期テストの点数が思うように上がらず悩んでいる生徒は、ぜひ参考にしてみてください。

中学生の勉強法のポイント①教科書を中心に進める

教科書を中心に進める

公立中学校の定期テストは基本的に教科書の範囲から出題されるので、教科書の内容に沿った勉強をすることが重要です。

授業は教科書やプリントを中心に進められ、先生の板書をノートに書きこんでいく形式が多いと思います。後は、毎日の宿題や夏休みの宿題では、ワークに取り組むこともあるかと思います。

自分で勉強する場合も、授業や宿題と同じように、教科書、プリント、ノート、ワークを使って進めていく方法がおすすめです。

自分で勉強を進める場合に、問題集や参考書を新しく購入する方もいますが、教科書の内容に沿ったものでないと二重勉強になったり混乱したりするので注意が必要です。

教科書、プリント、ノート、ワークなど中学校で購入する教材だけで十分ですが、もしそれだけだと足りないという場合は、教科書準拠の教材がおすすめです。

では、次からは具体的な勉強法について説明していきます。

中学生の勉強法のポイント②予習と復習

予習と復習

中学生の勉強のポイントは普段の予習と復習です。小学校のときは授業の中で前の授業の復習と、次の授業の予習をしてくれましたが、中学校ではそれがなくなるので、自分で予習と復習をしなければなりません。

よく、定期テスト前の1~2週間だけ勉強するという生徒がいますが、それだけで点数が取れる生徒はごくわずかです。普段の予習と復習に取り組むことで周りと差を付けることができます。

予習の方法

まずは予習です。予習では次の日の授業の内容を前日におさらいしておきます。

具体的には、次の日の学習範囲の教科書の内容を読み、分からないところは調べて理解できるようにしておきます。調べても理解できない場合は印を付けておき、次の日の授業でその箇所の説明を注意して聞くようにしましょう。

授業を聞いて分からない場合はその場で質問するか、授業後に質問するようにしてください。

復習の方法

次に復習の方法です。復習の方法として、その日の学習内容を整理してノートまとめをする生徒が多いですが、この方法は効率が悪いのでおすすめできません。ノートまとめは授業で板書を写す程度で十分です。

復習では、学習内容がきちんと身についているかの確認と、身についていない場合はその部分を暗記し直したり問題を繰り返し解いたりして定着させます。

ワークがある場合はワークの問題を解きます。一通り解いたら答え合わせをし、間違っている部分は覚えなおし、再度解きなおしをします。できれば全問正解するまで繰り返してください。ワークは提出する必要がなければ、直接書き込まずにノートやルーズリーフに答えを書くようにしましょう。

ワークがない場合は教科書の演習問題やプリントを活用しましょう。もし適当な教材がない場合は、教科書準拠の教材を購入しても良いかもしれません。

中学生の勉強法のポイント③演習問題をたくさん解く

演習問題をたくさん解く

授業や予習・復習のときは理解できていたつもりでも、テストになると解けなくなることはないでしょうか。テストで解けなくなるのは、根本的に理解できていないからです。

根本的に理解し、テストでも解けるようにするためには、とにかくたくさん演習問題を解くことが重要です。例えば数学では同じ公式でも解き方が何パターンもある場合があります。色々な問題を繰り返し解けば、パターンを覚えてどんな問題でも解けるようになります。

中学生の勉強法のポイント④科目別の勉強のコツ

科目別の勉強のコツ

各教科の勉強法のコツを知っていれば、より短時間で成果を出すことができます。ここからは科目別の勉強のコツをご紹介します。

中学生の英語のコツ

中学生の英語の勉強のコツは、英単語だけではなく例文の暗記をするということと、リスニング・音読です。

英語は文法がつまずきやすいポイントですが、文法が分かりづらいという人は、例文ごと暗記してしまう方法がおすすめです。英単語だけ覚えても、文法が理解できていないと英作文や並び替え問題が解けません。

例文を日本語訳と一緒に覚えることでパターンが分かるようになり、文法もだんだんと理解できるようになります。

また、そもそも暗記が苦手という人は、耳で聞いたり声に出して読んだりすることで、頭に入りやすくなります。教科書やワークについているCDを聞き、それを真似して発音し手見ましょう。

中学生の数学のコツ

中学生の数学の勉強のコツは、とにかくたくさん問題を解くことです。先程も説明しましたが、演習問題をたくさん解くことで色々なパターンの問題ができるようになり、定期テストでも点数が取れるようになります。

また、そもそも解き方が分からないという場合は、ワークなどの解答・解説を真似してみることがおすすめです。最初は解答・解説の解き方をそのまま写し、徐々に覚えて最終的には最初から最後まで自分で書けるようにします。

中学生の国語のコツ

国語が苦手な人は、漢字や言葉の知識が少ない場合が多いです。漢字の意味や言葉の意味が分からなければ、文章を読んでも理解できません。まずは漢字と言葉の知識を増やすようにしましょう。

また、ただ漢字や言葉を覚えるだけでは読解力はつきません。長文読解に必要な読解力を付けるためには、文章をたくさん読むしかありません。

まずは教科書の文章を繰り返し読む練習をしましょう。そして、分からない言葉や漢字はその都度調べるようにし、文章の意味をしっかり理解できるようにしましょう。

中学生の理科のコツ

中学生の理科は、大きく分けて暗記と計算があります。

暗記のコツは、ただやみくもに何度も書いたり読んだりせずに、ワークを使ってテスト形式で覚えているか確認しながら進めることです。

理科のワークは一問一答になっている場合が多いと思いますが、解答を一通り見て覚えたら、テスト形式で答えをノートやルーズリーフに書いていきます。分からない問題は飛ばして一通りできたら答え合わせをし、間違った問題だけを覚えます。

覚えられたらまた最初と同じ要領で間違ったものだけテストします。これを繰り返すことで定着しやすくなります。

また、計算の問題は数学と同じで、色々なパターンの問題をたくさん解くことが大切です。

中学生の社会のコツ

社会は基本的に暗記科目なので、先程説明した理科の暗記方法と同様に、テスト形式で覚えるのがポイントです。

地理は地図や写真などが載っている資料をうまく活用して、イメージとあわせて暗記すると覚えやすくなります。

歴史は、用語だけを淡々と覚えるのではなく、歴史の流れや人物とのつながりなどを頭に入れながら覚えるのがポイントです。歴史がどうしても苦手という人は、マンガで流れをつかむのもおすすめです。

中学生の勉強で塾や家庭教師、通信教育は必要?

塾や家庭教師、通信教育

中学生になると、塾に通ったり家庭教師をつけたりする生徒が増えてきます。私立中学に通っている場合や、難関私立高校を目指している場合は塾に通ったり家庭教師をつけたりする方が良いと思いますが、そうでない場合は必ずしも必要という訳ではありません。

正しい勉強法が分かっていれば、自分で勉強するだけでも十分学年上位は狙えます。ただ、定期テストの点数が5教科で300点未満の場合は、前の単元や学年の内容に抜け漏れがたくさんある可能性が高いため、自力で勉強して点数を挙げるのが難しい場合もあります。

そのような場合は塾や家庭教師、通信教育などを検討するのも良いかもしれません。

中学生の勉強にはダイレクトゼミがおすすめ

中学生の勉強にはダイレクトゼミ

ダイレクトゼミでは、中学生の教科書の中で特にテストに出やすい問題を中心に予習・復習をしていくので、無駄な時間を節約して効率良く勉強することができます。

また、映像解説が付いているので、中学校の授業で理解しきれなかったり、聞き逃したりした重要ポイントを、自宅のパソコンで分かりやすく勉強し直すことができます。繰り返し再生可能なので、理解できるまで何度も確認することができます。

また、中学生は、小学生の時に比べて勉強だけでなく部活もあるので時間的にも体力的にも負荷が大きくなります。限られた時間を有効活用して、部活と勉強を両立するためにもポイントを絞った学習が効果的です。

さらに、中学生は小学生と違い高校受験が控えているため、「内申点」を気にしなくてはなりません。内申点が悪いと、いくら実力があっても志望校に合格できないことがあります。

高い内申点をキープするためにも早めの定期テスト対策が必要です。また、定期テスト対策をしっかり行うことは高校受験対策にもなります。なぜなら、定期テストで出題される問題は高校受験の問題にも出されることが多いからです。

中学校の勉強でお悩みの方は、ぜひダイレクトゼミの中学授業対策の教材のお試しをご検討ください。